付き合いのある各企業の人事の方々から、「先生の変わった人格はどこからきているんですか?」と聞かれることがある。
彼ら曰く、山じいの人格は良くも悪くも「変」なんだそうだ。
名古屋工業大学のほとんどの学生は、山じいのことを知っていると思うが、性格まで知っている人はそんなに多くないと思う。
今日は山じいの生い立ちと人格形成について書こうと思う。
山じいは1959年1月29日生まれの水瓶座でO型だが、そんなことは人格形成には影響しないと考えている。
人格形成は、その人の「兄弟姉妹構成」と「家庭環境」である。
これまでの40年近い教員生活を通してそう確信している。
長男・長女はたいてい大人しい性格で、特に「妹のいる長男」は「事なかれ主義になりがち」というのが持論で、二人兄妹の長男である僕にもその傾向がある。
家庭環境はというと、山じいの実家の家業はガソリンスタンドだった。
小学3年生の頃から店先に立ち、お客様を相手に頭を下げる客商売の基本を親父に叩き込まれた。
その結果、どんな理不尽なことを言われても、笑顔で頭を下げて「毎度ありがとうございます」と言えるようになったんだ。
心の中で何を思っていても、常に見た目はお客様ファーストなのである。
つまり山じいの人格形成には「長男」であることと、9歳からの「客商売」が大きく影響していると考える。
山じいの人格形成はここに在って、どういう風の元でも、その風を読んで、周りに違和感を与えないようにする。
この感覚が名工大学生なんでも相談室を、そしてキャリアサポートオフィスを創り上げてきたのだと思う。
山じい