大学の公認団体(クラブ・サークル)になるためには、責任を負うことのできる大学教員が顧問にならなければならない。
だからと言って60近くある団体の顧問になるような暇な教員がそんなに居るわけもなく、複数の顧問を掛け持ちしている教員も多い。
そんな中、山じいはなんと7つの団体の顧問を引き受けており、運動部はアメリカンフットボール部・ワンダーフォーゲル部、文系部は新聞部・環境委員会(学内美化団体)、学生支援団体はぴあサポート・就活キャリアサポーター・彩織〜SAYA〜(名工大女子学生団体)、そして今、8つ目の「留学生支援団体 TSUNAGU」を鋭意作成中である。
運動部はいろんなしがらみから引き受けているが、文系および学生支援団体はすべて設立から運営まで関わっている。
学生支援団体は「大人による学生の支援」ではなく、「学生による学生の支援」によって運営されていて、これはとても大事な仕組みなんだ。
学生支援団体 ぴあサポートは、山じいが「学生なんでも相談室」を始めた翌年に学習支援の必要性を感じて作った、一番最初の学生支援団体である。
ぴあサポートは「先輩のいる学習室」という形で、先輩から学習指導を受けられる。
当初は大学教員による学習相談室だったが、思いっきり大はずれ!!
大学教員はあくまで研究者であって教育は不得手な人が多く、その結果、相談件数は「ほぼゼロ」という数字になって表れた。
そこで考えたのが、先輩が後輩の勉強や学生生活の面倒を見る「学内家庭教師制度」だ。
昔ならば、学科や部活の先輩と後輩との間で普通に行われてきた慣習が、今ではこういう組織を作らないと進まなくなったんだな。
山じい