山じい完全ウォッチング

名工大生の就活に必要な情報を発信中。名古屋工業大学キャリアサポートオフィス長 山下教授に完全密着。Presented by welcomes inc

初代キャリアサポートオフィス長の三重苦|週間山山 Weekly column No.8

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2007年(平成19年)から名工大のキャリアサポートオフィス長を任命された山じい。それまで務めてきた「学生なんでも相談室」の「受け」の仕事よりは、「キャリアサポートオフィス」の「攻め」の仕事の方が性分的には合っていると思う。

しかしながら、本学で山じいがキャリアサポートオフィス長をやっていくのには、以下3つの問題が考えられた。

  1. それまでに、自分の研究室の多くの卒業生の就職の面倒は見てきたものの、ほとんど企業の人事とコンタクトを取ったこともなく、まずもって名工大生が採用される企業群、さらには社会の構造に関して全くの素人であった。
  2. 加えて、国立工業大学の就職支援は特殊なものがあって、これまでに脈々と培われてきた学科毎の就職支援のやり方がある。キャリア支援素人の山じいが入り込んでいくにはハードルが高すぎた。
  3. さらに、キャリアサポートオフィス長を任されたものの、「学生なんでも相談室」を立ち上げた人間として、抜けるわけにも行かず二刀流。イヤイヤ研究・教育もあるわけで、三刀流で仕事を進めていくことになった。

この三重苦をどうやって解決したか(イヤイヤ未だ解決はできてはないんだけど…)という話を通して、山じいを理解、いや、名工大の学生支援システムのことを理解してもらえたら嬉しい。

皆、山じいのやっていることを不思議がってくれるけど、自分でよくよく考えても、大学教員が教育・研究をしながらキャリア支援をやり遂げることは、余程振り切らないと出来ないことだと、齢60を過ぎてつくづく思いますわ。つづく

山じい

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