今年のインターンシップについて
授業がオンラインになって、意外に楽できてるなって思ってる君、世の中そんなに甘くないぞ…。コロナの影響で、以下のようなことが考えられるんだ。
- 企業がインターン開催の決断が下しにくい(第二波が来たら、全部おじゃんだからな)。
- 22卒対象のインターン合説が開催されず、学生諸君は各社の状況がつかみにくい(今年もインターンVOICEは発刊します。こんな状況なのに、去年より多い46社が参画して下さってます)。
- 名工大の前期終了日程がこの地域の他国公立大学と比べても異様に遅い9月11日。よって大手企業がインターンを開催する時期(お盆明けから九月上旬までのゴールデンタイム)にはまだ授業期間中で参加できない(名古屋大学工学部は8月7日に前期終了で、ほぼ通常日程と変わらない)。
- 本年度より、1Dayインターンシップの呼称改正と土日開催の指導があり、企業としても企画を打ち出しにくくなっている。
- そもそも、この三蜜回避の時期に、実務型インターンシップを実施できる企業がどれくらいあるのか?
などと大変な状況で、特に3番の「夏休みの時期の問題」は名工大生にとってはインターンへの参加の可否を決める重要な問題となっている。
東海地区大手企業は名古屋大学のスケジュールに合わせてインターンシップのスケジュールを組む。これは、既に発表されているインターン情報からも明らかである。本学ほどではないにしろ、豊橋技術科学大学も八月末まで前期がある。
ただ、どの企業も三蜜回避の課題があり、また夏休みが遅い他大学のこともあり、学生の足並みが揃わないので、開催時期に関しては割とファジーに考えてくれているところが多いとは思う。
っということで、山じいとしても、このブログや山じいtwitter等々を用いて、名工大生の状況を発信していくつもりだ。
このブログをご覧の採用の皆さん、インターンシップの参加方法にもう少し融通を付けて頂き、名工生にリーチしていただけないでしょうか??
また学生諸君、ここからのことはキャリアサポートオフィスからのコメントと思わず、山じいの戯言と思って聞いて欲しい。
幸いなことに授業は全てオンラインであるから、いろんなことを併用できるのでは…っと山じいは妄想している。もちろん、院生はクォーター制を活用することも可能だ。前・後期の受講を減らすとかだね。研究室にはそれ相当の結果を残すために参加すべきだとは思うが…。3年生は全てにおいて自己管理だけど、学生実験は少なくとも前期はやれない状況なので、工夫のしようがあるのではないかな?
何れにしてもキャリアサポートオフィスとしては、名工大に関係の強い企業の皆さんには、名工大生の履修状況についてできるだけ説明をしていく。
でも君たち学生は、一つだけ勘違いしないで欲しい。インターンシップがあるからと言って、授業を休めるわけでもなく、試験日を調整してもらえるわけでもない。すべて自己都合だ。それで単位を落としても文句の一つも言えたもんじゃない。言えるとしたらコロナウイルスにだけだ!!
研究もしかりである。君達は既に大幅な研究不足に陥っている。このままじゃ修了はおぼつかないだろう。その上に研究休んでインターンシップに行くなどとは…ゆめゆめ先生方にご理解いただけるとは思わない方が良い。そこを理解して頂く工夫こそ、君たちの社会人基礎力の魅せ処になると思う。これも一つの試練だと思い、自分を成長させて欲しい。
また、企業の皆さんには、秋冬の短期間インターンシップの活用について提案したい。同一学生に対してWeb型の1DAYを5か月間にかけて、5回ほど受けさせる5DAYS in 5MONTHSという方法だ。
これならば、学生の自在な時間に受講が可能で、現場の協力が得られにくい中堅中小でも実施可能であるし、5DAYSなので、ナビサイトにも載せることが可能だ。
内容に関しては何時なりとご相談に乗ります。ご検討いただける企業採用の皆さんは、山じいまでお問い合わせください。
例えば
1月目 Zoomでの会社説明と双方向自己紹介。
2月目 バーチャル会社見学会。随所で名工大OBに遭遇し、いろんなお話を聞かせて頂く。
3月目 Zoomを使ったグループワーク。
4月目 ここだけは実際に会社に来させ、雰囲気、臭い、温度を感じさせる。懇親会も。放送大学でいうスクーリングですね。
5月目 就活最終章、面接対策、ES作成指導などなど
秋冬の大事なところは、学生達と如何に繋がるかというところです。この5回のインターンの度に、採用の皆さんが面談を重ねていけば、彼達は既にあなたの掌中にいるようなものですよ。如何ですか???詳細はご相談を。
山じい