都合により公開時期を延期させていただくことになりました。公開は2019年11月下旬を予定しております。楽しみにされていたみなさん、お待たせしてすみません。 公開まで今しばらくお待ちください。2019.10.15
おもろい企業探索ツアーの取材が立て込んでいます
みんな夏休みは有意義に過ごしているかね?
きっと初めてのインターンシップでの会社デビューに戸惑っていたのが、そろそろ慣れてきている頃じゃないかな?
そうなると、もう一つ、あるいは1dayで関連会社を何社か覗いてみたくなってきているのではないかしらん?
おもろい企業探索ツアーも筒井工業以来少し間が空いているけど、決してサボっているわけじゃないからね。
インタビューツアーが目白押しで書いている暇がないのだよ!
次回は東和耐火工業!
先日は、不定形耐火物の素材メーカー兼施工業社で可児にある東和耐火工業と、パチンコ台の設計・製造メーカーである小牧にある足立ライト工業所のインタビューに会社訪問してきたんだわ。
そして、なんとなんと10月には初めての海外取材、蒸気バルブメーカーであるヨシタケのタイ工場視察が決まっております。
山じいも海外進出だわ。楽しみにしておいてくれ!!
施行現場を見に長野県佐久市まで
東和耐火工業の本社には先月行ったんだけれど施行現場を知らないと、この会社のおもろさが分からない!ということで先週末、東和耐火の製品の施工現場がある長野県東部の佐久市で建設中の地域連合ごみ焼却場を見学してきた。
東京経由で4時間かけて訪れて、2時間視察・インタビューをして、またまた4時間かけて帰ってきましたわ。
今回は施工主体である荏原環境プラントの特別許可を頂き、鋭意建設中のクリーンセンターの焼却炉の中に潜入。
佐久市を中心とした軽井沢近辺の10市町村連合のクリーンセンターなので、その規模感たるやすんごいの!!
5階建てで年間3万トンもの家庭ゴミから粗大ゴミまでを燃やせる、55トン容量の焼却炉が2基入る。
その大きな建物に、上下作業着+安全靴+ヘルメット+カラビナ付きの安全帯、さらにはガスマスクまで装着した完全装備で入らせてもらった。
ゴミ処理場は標高700mで涼しかったのが幸い、暑がり汗っかきの山じいでも耐えられた。
こんな本格的な格好は初めてだったね。
荏原環境プラントの現場監督である大石さんと、東和耐火 第一事業部副長の佐藤さんにじっくりご案内いただいた。
そもそも、不定形耐火物とは?
そうそう、その前にみんな不定形耐火物って解るかな??
煉瓦は解るよな。あれは定形耐火物(そうあの直方体に形が決まった耐火物)で、焼却炉などに使われている。
ただ、焼却炉なんかは四角四面の炉ではなく、色んな形状が必要になるわけで、直方体の煉瓦だけでは作れない。
だからセメントやコンクリートのように、水で溶いた耐火物を木枠の中に流し込んで
乾かすことで、設計者の意匠通りの耐火物に造り込む必要があるのさ。
大きな物だと製鉄メーカーのシンボルタワーになっている高炉と呼ばれている熔鉄高炉、小さい物だと今回の迫力あるグリーンセンターのゴミ焼却炉に使われる。
そんな大きな仕事を、それぞれの炉が求める条件に併せて耐火物の調整と分析という精細なサイエンスを必要とする会社なんだわ。
これまではうちの元副学長であったN先生との深い関係性を活用して名工大生の採用に成功しており、なんと東和耐火の社員の10%が名工大OBなんだ。
しかしN先生のご定年がきっかけで、名工大との縁が切れ、どうやって名工大生を採用すればよいのかが???になってしまった。
そこで、N元副学長からの山じいへの出陣要請により今回の取材となったわけだ。
是非この迫力ある現場取材を交えた、おもろい企業探索ツアーの記事を楽しみにして欲しい。
山じい