週間山山
今日は改めてインターンに取り組む心得について記してみよう。君らからよく相談を受ける内容だからね。前提は2週間以上の長期インターン、オンラインではなくリアル・対面型のインターンシップだ。(22卒就活生にはちょっと関係無いかも?)この形式が一番…
「インターンと採用(就活)は関連させない」これが文科省と経団連の取り決めた大人の戯言だった。その化けの皮が剥がれ始めたのがここ数年。今年はコロナで就活が難しい年になってるけど、インターンに関してはコロナ禍が過ぎれば、ある程度元に戻るように…
今はコロナのせいでインターンシップがえらいことになっているが、21就活までは、インターンの就活における役割には確固たるものがあった。そんな状況に山じいはほくそ笑んでいたんだ。なぜか・・・?? 山じいがキャリア支援を始めた2007年(もう13年も前の…
名工大の企業研究セミナーを今風に言えば「日本最大級学内企業合同説明会」である。 なんたって、この産業集積地、東海地区に数多ある超大型メーカを多数含んだ名工大生LOVEな400社が、大学裏にある吹上ホールに集まってくださるのだ。 大手情報企業が開催す…
個社説明会は本学OB・OGのリクルーターが中心になって開催されることは先週説明した。 このリクルーターによる個社説明会は、No.5で紹介したジョブマッチ型推薦制度の入り口になっていることがあり、この傾向は大手によく見られる。 毎年、学内で個社説明会…
学内で開催される一番小規模な説明会は、個社説明会である(会社によってはとても盛大!)。 通常は、OBが自身の研究室の恩師にお願いをして部屋を確保してもらい、学科内や研究室周辺の学生に声を掛けて開催される。 OBと研究室の関係性ができている場合は…
名古屋工業大学の学内での業界研究会には、大きく分けて3種類ある。 一番小さい規模のものが『個社説明会』。読んで字のごとくだね。本学OB・OGが人事からの依頼を受けて来学し、自身の学科(研究室)を中心とした説明会を開らくパターンで、数は最も多い。…
名工大の就職支援の神髄と言えば、豊富で多岐に渡る業界研究会だと思う。 かつて興勢を極めたリクナビやマイナビの合同企業説明会は、2万人近くの就活生が集い、何百社もの企業が出展するという、就職情報支援イベントの最も華やかなお祭りであった。 山じ…
66社もの企業に参画いただいた名工大版「MONO」の第一刷は、2017年度(平成29年度)から産業論の教科書として、後期開始と同時に全学科の学部2年生に配布された。業界研究会が盛期を迎える12月頃には、学部3年と修士1年の就活生に情報誌として配布された…
あれは三年前の正月辺りだったか?業界地図「MONO」を全国で出版しているアールコンサルティングの営業、梶田君が山じいの部屋を訪ねて来た。彼はこの東海地区でのMONOの人気を上げるべく社長命令を受け、単身名古屋に乗り込んできたのだ。 東海地区の企業群…
就担教員の攻略法1のつづき >>工学部の就職支援の要である、各学科の就職担当教員(就担)は、キャリアサポートオフィスからすると、難攻不落の難敵であった。その難敵をどう攻略したのかを解説しよう。 山じいはキャリアサポートオフィスを組み立てる前に…
キャリアサポートオフィスのオフィス長に就任してから、採用や就職情報企業の皆さんに育てて頂き、徐々に就職支援に慣れていった山じいではあったが、さらにクリアしなければならない大きな問題があった。それは対教員、対大学・事務方への対応であった。今…
採用担当の皆さんからよく質問されること、それは「先生、前職は?」。よく、リクルート出身の雇われ教員だと勘違いされるが、いやいやいや、山じいは18歳で名工大に入学し、22歳と11か月で助手になり、そこからずっと大学の人間なんですわ。 だから、キャリ…
2007年(平成19年)から名工大のキャリアサポートオフィス長を任命された山じい。それまで務めてきた「学生なんでも相談室」の「受け」の仕事よりは、「キャリアサポートオフィス」の「攻め」の仕事の方が性分的には合っていると思う。 しかしながら、本学で…
「学生なんでも相談室」と「学習相談室(先輩のいる学習室)」を作り上げ、何とか軌道に乗り始めた2007年(平成19年)初頭、突然当時の学長に呼び出されたのである。 学長 「山下さん、まあ、ここまでようやったわ! でもね、君が今支援している名工大生は、…
2004年(平成16年)に「学生なんでも相談室」の初代室長に就任し、相談室の立て直しに取り組み始めた。 相談に来る学生と付き合う中で分かったのが、悩みを抱える学生は、例外なく勉強にも困っているんだな。 遊びやバイト、部活で、忙しくて落ちこぼれる奴…
山じいが2007年にキャリアサポートオフィスを預かるようになってから、一番大きな変革は「ジョブマッチ型推薦制度」である。 リクナビやマイナビの勃興で工学部の就職担当教員(以下、就担)の役割が小さくなり、単なる仕分け屋さんになってしまった。就担が…
大学の公認団体(クラブ・サークル)になるためには、責任を負うことのできる大学教員が顧問にならなければならない。だからと言って60近くある団体の顧問になるような暇な教員がそんなに居るわけもなく、複数の顧問を掛け持ちしている教員も多い。 そんな中…
山じいは2004年(平成16年)に大学事務方から白羽の矢を立てられ、開設から2年間鳴かず飛ばずだった名工大の「学生なんでも相談室」を室長としてテコ入れした。 室長就任に当たり、当時相談室をフォローしてくれていた出張産業カウンセラーに相談員としての…
付き合いのある各企業の人事の方々から、「先生の変わった人格はどこからきているんですか?」と聞かれることがある。彼ら曰く、山じいの人格は良くも悪くも「変」なんだそうだ。名古屋工業大学のほとんどの学生は、山じいのことを知っていると思うが、性格…
人事の人たちと採用の作戦会議をしていると、いつも聞かれることがある。「先生はどうして大学工学部の教授でありながら、こんなに熱く就職支援をするんですか?」というフレーズだ。 簡単な答えとしてはこうだ。「助手になった研究室の教授と助教授は性格の…