山じい完全ウォッチング

名工大生の就活に必要な情報を発信中。名古屋工業大学キャリアサポートオフィス長 山下教授に完全密着。Presented by welcomes inc

キャリア支援の入り口は「学生なんでも相談室」のテコ入れだった|週間山山 Weekly column No.3

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山じいは2004年(平成16年)に大学事務方から白羽の矢を立てられ、開設から2年間鳴かず飛ばずだった名工大の「学生なんでも相談室」を室長としてテコ入れした。


室長就任に当たり、当時相談室をフォローしてくれていた出張産業カウンセラーに相談員としての適性検査をしてもらったが、結果は「全く不適合」(大笑)。

先ず、その当時で既に20年ほど大学教員を続けてきて、研究室で学生たちにブイブイ言わせていた自称「研究室のいじめっ子」が、メンタル不調になった学生に同情したり、意味不明な感情を傾聴したりすることなど、到底無理だと思っていた。

だが、お上からの指令でそうも言ってはおられず、困った山じいは、事務方の係長姐さんと一緒に日本学生相談学会に入会(そんな学会があったんだ!)し、事例検討会などに出席させてもらい修業を積んだ。
相談学会で名を馳せている各地の大学相談室を回り、傾聴するってことがどういうことかを勉強させてもらった。
山じいの性格の真反対の事だから、逆に気持ちを入れ替えて取り組めたんだ。
これを(ジキルとハイドの)スイッチを入れ替えると言っている。

学生相談の肝は、原因を追究しない事と、目の前に横たわる困難に遭遇している学生の痛みをどうすれば取り除けるかだけを考えること、と教わった。
一応の科学者である山じいには目から鱗であったが…
クライアントが神様なのだ。そんな気持ちで相談に当たり、学生なんでも相談室を軌道に乗せたのであった。

山じい

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