「インターンと採用(就活)は関連させない」これが文科省と経団連の取り決めた大人の戯言だった。その化けの皮が剥がれ始めたのがここ数年。
今年はコロナで就活が難しい年になってるけど、インターンに関してはコロナ禍が過ぎれば、ある程度元に戻るように思う。
だからインターンと就活の関係に関しては、コロナ前の状況を前提として話を進めよう。
夏の長期インターン参加者にはインターン終了後、リクルータが張り付く。インターンでの評価が高かった学生は、確実にロックオンされ、早期選考へ誘われることになる。
しかし、よくある質問「インターンは就活に有利ですか?」に、採用担当者の答えは「そんなことは決してありません!」となる。
ま、当然だよね。本来は繋げちゃいけないんだから。
でも、「内定者のうちインターン経験者の割合は?」の問いには、「ほぼ半数以上が経験者です」ってのが答えなんだな。
採用に言わせると「インターン経験者は面接時の弊社に関する理解度が全く違う!」だそうだ。
当たり前だよね。そりゃ受かりやすいわさ。
本音と建前は違うのが大人の世界の常だけど、インターンと採用に関しては露骨だよね。
でもね、逆にインターンで完全に×印を付けられる人もいるんだ。これも至極当然だよね。
では、そんな大事なインターンをどのように受ければよいか?
山じいの答えは、「進学前の学部3年次に必ずインターンシップを経験しておくこと」なんだな。
なぜなら、就職希望先の大手企業のインターンは修士1年次の夏休みのイの一番にあることが普通だ。つまりインターン未経験で大事な会社のインターンを受ける…イヤー怖い怖い!!そんなリスキーなことようやらんわ。
しっかりと準備して、採用に大きな影響を及ぼす修士1年次の夏の長期インターンシップに臨もうではないか!!
山じい