「おもろい企業探索ツアー」には、山じいのお気に入りをオーダーメイドで作ってもらう美味しい回がある。
これまで東海光学さんに「眼鏡」を、ミズノテクニクスさんに「ウォーキングシューズ」を作ってもらった。
各社きっての技の匠"マイスター"に採寸や調整をしてもらう本格的なものだ。
その第3弾が、ナ・ナ・なんと、車である。
ま、でも、オリジナル車を作るというような大層なものではなく、山じいがこの秋に買った新車「日産 KICS」の静音性を高めるべく、大改造をするというものである。
その労を担っていただくのは第12回「山じいのおもろい企業探索ツアー」で紹介した制音技術の株式会社セキソー。
セキソーの社長以下役員クラスは、自分の車を新調すると、静音性を高めるカスタムを行うそうだ。
今秋発売されたばかりの「日産KICS」は静寂性が売りのe-POWERというEVシステムで走るということを話すと、会長も社長も「先生!ぜひやりましょう!」と即、話が決まってしまった。
日産KICSはエンジンとモーターの駆動音が究極なまでに抑えられている分、逆にタイヤの接地音だとか、車自身の風切り音だとかが気になる。
社長曰く「車と音は切り離せません。だから音は消すのではなく、制御するんです。」っと…嬉しそうな目で語るのだ。
そんな目にほだされて、山じいは なけなしの金で購入したKICSを生贄に差し出す覚悟を決めた。
11/2(月)に車を引き渡し、一週間はセキソー所有の水素自動車 FCV「MIRAI」を代車にお借りする。
11/3(火)に岡崎の地で行われるセキソー の1DAYインターンシップで、名工大生の注目を集めながら解体される。音を制した「チャンピオンカーKICS」に改造するために!!
皆、楽しみにしていてくれ。そして是非その儀式を岡崎まで見に来て欲しい!!
っとは言うものの、本当にこの改造KICSは車検通るのだろうか? 不安!!
山じい
申し込みは柳村さん(yanagimura@sekiso.co.jp)まで